第18号 Q&A 2007.10.4

: 夏季に中1,2年の復習をやったのに9月の実テであまり結果がでませんでした。授業数も多かったので効果を期待していたのですが…。

: 通常勉強したことが点数に出てくるようになるまでには時間差があります。中間・期末などの定期テストでは範囲が限定されているので,出る可能性の高い内容を繰り返しやることで,比較的早めに効果を上げることもできますが,実力テストの場合は(もちろん入試もですが)それぞれの問題がある1つのことを理解できれば解けるというようなものではなく,今までに習ったいくつかの内容を総合的に理解していなければ正解にたどりつけないようなものが多いので,1,2年のことを復習したからといってすぐに点には結びつきません。しかし,夏季に,1,2年の内容を復習することによって3年の2学期からの学習が今までより深いものとなり,それが11月の第4回目の実テに結びついていくのです。例年,9月の実テより11月の実テでジャンプUPする塾生がほとんどです。
 ただ,11月でジャンプUPするためには,1,2年の内容をもとにした2学期の学習が非常に重要になるので,9月の実テで上がらなかったからとやる気をなくして勉強をやめてしまうと,それこそ夏休みにがんばったことが全部ムダになってしまいます。
 2学期からは特別授業も始まりますが,それも夏休みのがんばりを生かすことにつながっていくのです。
 これから中3生は勝負の時期に入っていきますので,今しかできないことを今,精一杯やってください。
〔白石〕

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